こんにちは
院長の中嶋です。
ストレスが身体に及ぼす影響は様々ですが、
本人がストレスと思っていなくても、
深層心理ではストレスに感じていることが多々あります。
今回来院された女性の方も、
「ストレス」と聞いても「?」が出るような方でした。
主訴は腰痛
症状は腰痛で、
前にもあまり倒せない、後ろにもそれない、左右に倒しても痛いという腰痛でした。
当院では来院されたらまず問診票を書いていただくのですが、
書いていただいている間に
こっそりと、どの分野の問題があるのかを調べます。
大まかに分けると、
・身体の構造の問題
・精神心理的な問題
・栄養(過剰・不足)の問題
・エネルギーの問題
どの問題が関係しているのかを見つけ、
それにともなって施術を行います。
今回は「精神心理の問題」で反応があったので、
何かしらのストレスがあるのではないか、と思いお伺いしました。
しかし、ご本人様は思い当たることがありません。
その場合は直接身体に聞いて反応を観ていきます。
多いのは「家庭」か「職場」ですので、
その2つを調べると、「職場」と出ました。
「職場」でも「仕事内容」や「人間関係」があり、今回は「人間関係」でした。
深層心理の拒絶が腰痛を引き起こす
人間関係で何かストレスに感じることはあるか、お伺いしても
御本人はストレスを感じるような人が思い当たらず、わかりません。
そこで、一緒に働いている方を順に頭に浮かべてもらい、
一人ずつチェックしていきます。
そうすると、1番目の人と5番目の人に反応がでました。
これはどういうことかというと、
通常ではなんとも思っていなくても、
深層心理ではその方達に「拒絶」があるという事です。
拒絶があれば身体に影響を及ぼします。
この女性の方も拒絶を解除しただけで骨盤の歪みが変わったので、
腰の痛みを見てもらうと、だいぶ良くなっていました。
〇〇だけ良くしても腰痛は改善しない
腰痛といっても本当に原因は様々です。
いろんな事が重なって問題が起きており、
これだけやればいいという事はありません。
この方は1年程骨盤矯正に通われていたそうですが、
骨盤は歪んだままでした。
腰痛だけでなく身体の問題は、
いろんな分野から要因を考えていく必要があるのです。