こんにちは。

カイロプラクティックなかしま、院長の中嶋です。

前回のつづきです^^

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【 リーキーガットを治す5つのステップ 】とは何でしょう?

1. 自分の腸タイプを知ること 

ここでは、腸を5つのタイプに分類しています。

・ 免疫腸(Immune Gut)
・ ストレス腸(Stressed Gut)
・ カンジダ腸 (Candida Gut)
・ 毒素腸 (Toxic Gut)
・ 胃酸系腸 (Gastric Gut)

2.炎症を起こす引き金となるような食品を除外する

  腸に休暇を与えて、まず「炎症」をなくすことがリーキーガットを治す第一条件となります。

3.腸内壁をキーとなる栄養素で補修してあげる

  気づいていないことが多いのですが、必要不可欠な栄養素を欠いているせいでリーキーガットになっていることがあります。

4.特定の器官をサプリメントで治療する

 リーキーガットは腸だけの問題で起こると思いがちですが、他の器官も腸に影響を与えます。例えば、肝臓や胆嚢は脂肪を消化してくれますが、それがちゃんと機能していなければ、リーキーガットを引き起こします。脾臓もそうです。脾臓はカンジダ菌が作り出した湿気を体から排除する働きをしていますが、その脾臓に栄養がいかなくなっても、リーキーガットになりえます。

5.腸内細菌、特に善玉菌を整える

 私たちは、ここにきてやっとこれらの微生物の重要性について気づき、その研究が進められているお陰でどんどん新たなことが分かって来ています。
これらは、我々生き物の健康にとって必要不可欠なものです。 私たちは今日抗生物質の時代に生きていますが、もし体内の細菌をすべて悪いものとして一律に排除してしまったら――私たちは死んでしまいます。ですから、これもリーキーガットを自然に治すための重要事項になります。

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では、【リーキーガットの引き金となるもの】は何でしょうか。

1.GMO(遺伝子組み換え)食品 

意外かもしれませんが、これには、殺虫剤、除草剤、ばい菌等が含まれており、それらが腸内の善玉菌を殺してしまいます。 有機食品を食べるのが良い理由はそこにあります。 私たちが今日食べている食品の中には、化学物質が満載されているものもあり、それが腸内環境をめちゃくちゃにするのです。 ですから、まずはこれらを排除すべきです。

2. 抗生物質

今日、地球上で最も破壊的なものは・・・原子爆弾だと思いますが、抗生物質も、人の腸にとっては原子爆弾と一緒ぐらいの破壊力があります。なぜなら、それは腸の悪玉菌だけでなく、善玉菌も一律に殺してしまうからです。さらに、善玉菌が殺された後は、悪玉菌がよりはびこりやすい環境を与えてしまいます。ですから、抗生物質は体にとって「原爆」、次に述べる「腸への手榴弾たち」と同じぐらいにダメージを与えると思って下さい。

3.グルテン

一つ目の手榴弾はグルテンです。グルテン過敏症を持つ人は以前よりずっと多くなってきています。グルテンとは、穀物食品、特に小麦製品に含まれる粘着性のタンパク質です。グルテンは今日、リーキーガットを引き起こしたり悪化させたりする最も大きな要因の一つになっています。

何が起こっているかと言うと、グルテンを食べるとします。それは小腸に入っていきますが、体が消化出来るぐらいの大きさにちゃんと分解されないと、それは腸に炎症を起こします。そして一旦リーキーガットになると、グルテンは痛めつけられて開いた腸壁の穴から漏れ出して、血流に乗ってしまいます。そしてグルテンは全身を回って、体のあちこちで炎症を起こして悪さをしていきます。これが、リーキーガットが関節痛、甲状腺問題などにつながっていく理由です。

それから、血中で炎症が起こると、体は自己免疫反応を引き起こし、関節や甲状腺のような自身の組織を攻撃し始めます。これは、時間をかけて起こっていきますが、グルテンがリーキーガットの要因の一つになっているのは確かです。ちなみに、発芽小麦や古代小麦などは、現代小麦よりはマシですが、それでも腸を荒らすグルテンを含んでいます。

4. 砂糖

2つめの手榴弾は精製砂糖です。 腸内で何が起こるかというと、
砂糖は、体内のイースト菌(悪玉菌になる)に餌やりをします。すると、イースト菌は毒素(マイコトキシン)を出して、腸壁を食い荒らしていき、リーキーガットを引き起こします。

ここで、腸はネットのようなものだと想像して下さい。そこには小さな穴がたくさん開いています。それが、何らかの原因でそのネットがビリビリになり、本来は出ていくはずのない大きな分子(グルテンのようなタンパク質、砂糖、細菌、毒素など)が血中に漏れ出す。それらが体全体に炎症を起こしていく訳ですが、その中でも砂糖は、腸内環境のバランスを崩すのです。イースト菌が、砂糖によって増殖して、善玉菌をどんどん押しやってしまうからです。ですから、砂糖はカンジダ菌やイースト菌を増やして腸内のアンバランスを引き起こす、それがリーキーガットにつながっていく・・これが砂糖の最たる問題です。

5.乳製品

これが、3つ目の手榴弾。
ここで問題になっているのは、従来法で製造された乳製品です。生の牛乳、ヤギミルク、ケフィア・ヨーグルトは全く別物と考えて下さい。 スペインで最近行われた研究によると、従来法のミルクには、20以上の化学物質が見つかったということです。成長ホルモン、セックスホルモン、抗生物質の抗菌剤・・ これを聞いたら驚かれると思いますが、アメリカ内の抗生物質の80%以上は、人間でなく家畜に使われているのです。ヨーロッパやオーストラリアなども同じことが言えます。ですから、あなたが直接抗生物質を摂っていなくても、従来飼育の肉や乳製品を日常的に消費しているなら、間接的に大量の抗生物質を摂っていることになります。

また、牛乳に含まれるタンパク質カゼイン、そして乳糖も炎症物質となってリーキーガットを引き起こしていることがあります。

6.食品過敏症、食品アレルギー

これは全員ではなく、人によって変わってくることですが、卵にアレルギーがある人もいれば、乳製品に反応する人もいる。あるいは全くアレルギーの出ない人もいる。ですからこれに関しては、自分が何に過敏/アレルギーになって、何を避ければいいのか、個々にテストを受けて見つけ出してほしいものです。
食品過敏症・アレルギーは、リーキーガットを起こす主な理由にも関わらず、多くの人が一度もアレルギーテストを受けたことがないため、自身の問題となっている食品に気づいていないことが多いからです。

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次回は、実際に【リーキーガットを治す食品とサプリメント】についてです。

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