こんにちは。

院長の中嶋です。

 

先日、息子と2人で「諏訪の湯キッズ」に遊びに行きました。

室内に滑り台やトランポリンなどもあり
子供が喜ぶスペースです。

この日は祝日ということもあり、
結構な賑わいを見せていました。

 

いつもは椅子に座り見守っていることが多いのですが、
今回は息子がバランスボールで一緒に遊ぼうと
いってきたので奥にある床の広いところでバランスボールを
転がして遊んでいました。

 

息子が手で押したボールを自分が蹴りかえす、と
いう一連の流れの中で、普通では刺激が足りない自分は、段々と蹴る力を強くしていくことで息子に負荷をかけていきます。

その結果、息子つき指負傷、父キレられます。

 

何とかなだめて遊び再開。
しかし、今度は息子が父に負荷をかけ始めました。

 

「左右に振る」

 

つまり、自分は動かず父を動かせる作戦です。
息子の無意識下の作戦は父に多大な負荷をかけていきます。

父がボールを追いかけるのを見て喜んでます。

父、必死です。

しかし父はその時ある重要なことについて
冷静に考えなければなりませんでした。

 

「床に靴下は滑る」

 

「時すでに遅し」です。

ボールに足を伸ばした瞬間、
カラダが飛んでいるのがスローモーションのように
はっきりとわかりました。

 

宙を舞うカラダ。
しかし、私に焦りはありませんでした。

 

なぜなら今まで生きてきた人生の中でこのような場面は何度も経験し、
なにより私には元柔道部というバックボーンがあります。

受け身という技術をマスターしている私に
怖いものなどあろうはずがありません。

余裕のある私はこの状況すら楽しんでいます。

いつもの感じで背中を打った衝撃がきます。
いつもならここで終わりです。
今回も同じ、そう思っていました。
しかし今回は予期せぬ衝撃が突然頭部を襲いました。

 

「ほげぇっ!」

 

よくマンガでみる、頭を叩かれて目と舌が飛び出している絵
まさしくその状況です。
この時の状況を表す言葉は
「ほげぇっ!」以外私は思いつきません。

予想だにしなかった衝撃に一瞬パニックになり
脳から何故か「笑え!」との指令が発令され、笑いが止まらなくなりました。

 

しかし、ふと後頭部に強い衝撃が残っていることに気付き
何が起きているのかがはっきりと理解できました。

「首の筋肉の弱化の為の後頭部強打」

弱化。

つまり老化です。

今まで当たり前に出来ていたことが
当たり前ではないということに気付けた貴重な瞬間でした。

何十年かぶりにたんこぶが出来ました。

 

「俺にバチは当たらない」

と、普段から言い続けている父に、

「とと、バチがあたったんやない?」

 

と息子が喜びながら言った一言は、
私の人生の1ページに深い爪痕を残すことになりましたm(_ _)m

 

 

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