こんにちは。
院長の中嶋です。
今日はリーキガット症候群の原因とも言われているカンジダ菌について
トンプソン真理子さんの記事より転載しています。
様々な問題を引き起すカンジタ菌とはいかなるものなのか?
ご参考下さい。
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~以下、トンプソン真理子さんの記事より転載~
カンジダとは、体内においてイースト菌(酵母菌)や悪玉菌が異常増殖したもので、それはさまざまな形の不快な症状を引き起こしていきます。
症状の一例として、慢性疲労や副腎疲労などの疲労感もカンジダ菌が関係している可能性が大きいです。
それから、リーキーガット関係。リーキーガット症候群とは、日本語で正しくは「腸管壁浸漏症候群」といって、グルテンのようなタンパク質が腸から漏れだして、体内で炎症を起こしていく症状です。あなたが食品過敏症や、おなら、膨満感、IBS(炎症性腸症候群)、慢性下痢、便秘、胃酸の逆流などの消化系問題で悩まされているとか、甲状腺問題がある、また甘いものをどうしてもやめられない、というのもカンジダ菌が増え過ぎているというサインです。
体内にイースト菌が増え過ぎているサイン・・例えば、舌が白くなっている、またイースト菌感染症(カンジダ膣炎など)になりやすい、風邪やインフルエンザによくなる、という場合も、まさにそうです。
それから最後に、忘れてならないのが「代謝の停滞」です。もしダイエットしているのに体重が思うように落ちていかない、脂肪が燃えない、などであれば、カンジダ菌の増殖が疑われます。
口臭、毒素がうまく排出されないで体内に溜まる、というのもそれに付随して起こりえます。
そこで、カンジダ菌を早く除去するための6つのステップをこれからご紹介しましょう。
1. 砂糖を止める
まあ、これは当たり前のことだと思いますが、イースト菌は砂糖がエサで増えていくので、砂糖を止めないことには、カンジダ菌などのイースト菌は減りません。 精製砂糖、フルーツジュース、加糖の食品何でも・・加工食品やファーストフードでさえ、糖質的にはとても高いものです。パスタソースや、おせんべいでも、角砂糖に換算するとどれだけの糖質になるかを知れば、人は驚くでしょう。
このように、残念ながら砂糖はほとんどすべての食品に添加されています。
ですから、精製砂糖は特に避けるようにしましょう。もし甘味を摂りたいならば、天然のノンカロリー甘味料であるステビアか、一日小さじ1〜3杯のマヌカ・ハニーならまだ摂ってもいいでしょう。それらは、カンジダ菌が疑われる人のOK甘味料です。
2.穀物を止める
なぜか? それは、穀物も体内に入ればブドウ糖に変わるということと、穀類は体内で炎症を起こしやすい物質だからです。特に、小麦製品やグルテンを含むその他の穀類を食事から排除すること。その代わりに、野菜やサツマイモなどのでんぷん質の炭水化物を摂りましょう。
3. 脾臓をサポートしてやる
これは、最前線の情報ですが、実は古代中国や、今日の鍼灸師でも行われていることです。
なぜかと言うと、カンジダ菌が増えている一番の原因は、弱った脾臓にあるからです。脾臓は、体内での消化を受け持っていたり、赤血球を作ったりしています。ですから、脾臓は体にとってとても大切な臓器です。
そこで、脾臓をサポートしてやるために、2つほど出来ることがあります。
その一つ目、脾臓は、でんぷん質の多い食品、特にスクワッシュなどのカボチャ類、サツマイモ、またレンティルや緑豆などの豆類で元気になります。
これは、糖質制限者には、えっ?!とビックリすることかもしれません。私も正直、最初戸惑ってしまいました。なぜなら、ちょっと前までの「カンジダ菌除去ダイエット」では、炭水化物や糖類は一律に大変厳しく制限されていたからです。 でも、これらのでんぷん質の多い野菜を摂ること・・食物繊維をたっぷり含んだ、わずかな甘み、これこそが、私たちが甘みを摂るとしたら摂るべき、健康的な甘みなのです。精製砂糖や精製穀物は摂らない、例えば、低糖質パンとサツマイモがあるなら、サツマイモを摂る。人工甘味料とカボチャがあったら、カボチャを摂る・・など、良い糖質と悪い糖質を分けて考えることです。 あと果物では、酸っぱくて抗酸化物質をたっぷり含むベリー類はOKです。
もう一つ、脾臓をサポートするのに出来ることとして、麦茶を飲むということがあります。麦茶は、実は脾臓に良いハーブティーのナンバーワンに挙がるものです。(グルテンが微量入っていますので、セリアック病やグルテン不耐症の人は念のため飲まないで下さい)
4.肝臓をサポートする
肝臓は、大変重要な臓器で、解毒を受け持つ肝臓を助けてやるというのは、カンジダ菌を減らすことにもつながります。そして、肝臓をサポートする食品というのが、「酸っぱい食品」なのです。例えば、24〜29時間ぐらい発酵させたケフィア・ヨーグルトとか、ザワークラウト、キムチ、漬け物などの発酵野菜やリンゴ酢ーーそれらの酸っぱい食品を取ることが、肝臓のサポート、ひいてはカンジダ菌を排除することに繋がります。
5.腸をサポートする
これは、大腸と小腸のことですが、それらを助けるのが、実は「苦い食品」です。例えばケール、アルギュラ、ロメイン・レタスは自然に苦い野菜です。シナモンや生姜、ターメリック(ウコン)などのスパイスも、自然に苦いですね。
6.プロバイオティクスを摂る
6番目にきましたが、大切なのがプロバイオティクスのサプリメントを摂ることです。
カンジダ菌問題を克服するのに、まず砂糖と穀類を減らして、それらをエサにしているカンジダ菌を兵糧攻めにしますが、それらが死んだ後には、良い菌を投入して増やしてやることが重要になってきます。ですから、良質のサプリメントを選ぶこと。しかも、カンジダ洗浄をやるときは、少なくともその30日〜90日の間、プロバイオティクスを普通の摂取量の2倍から3倍摂ることをお勧めします。(1カプセルにつき50 billions のものを2カプセル X 1日2回)
はっきり言って、プロバイオティクス(善玉菌)を積極的に摂っている人は病気知らずで長生きします(笑)。そして、プロバイオティクス・サプリメントは特に食事を考えなくても腸を常に整えることの出来る、カンニング・ペーパーのようなものなのです。
最後に、多くの人はカンジダ菌を除去しようとして、薬やサプリメントで抗真菌剤を飲んだりしますが、それでは、実はカンジダ菌の根本原因に対処したことにはなっていません。
もしカンジダ菌問題があるならば、今までに話した食事療法に従ったり、脾臓、肝臓、小腸などの臓器をサポートすることなどが、本来すべきことです。しかし、早く効果が欲しい時などは、10日ぐらいの間、オレガノオイル、グレープフルーツ種子エキス(grapefruit seed extract)、ニンニク、その他の精油など、天然の抗真菌剤を使っても良いでしょう。ただし、これらの食事療法やその他言いましたアドバイスにも同時に従ってください。そして、それら抗菌剤の使用は10日以上は続けないで下さい。(長期間使うと、悪玉菌だけでなく善玉菌も殺し過ぎてしまうため)
最後におまけ、冷たいものを食べたり飲んだりしすぎないようにして下さい。冷たいものは脾臓を弱らせてしまいます。出来れば、骨スープを飲むとお腹は喜びます^^
以上のアドバイスに従えば、カンジダ菌除去で素晴らしい成果がみられることでしょう。
次回は、より具体的な実践編として:
【カンジダ菌洗浄・ダイエットのやり方】
【カンジダ菌と闘う食品・サプリメント・エッセンシャルオイルについて】
【カンジダ菌が増える主な原因】
【カンジダ菌が増えていると思われる9つのサイン】
について書きますね。
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